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糖質制限を続ける意味を思い出してみた [思うこと]

以前にも書いたかもしれぬが、某ブログを読んで思い出したことを再度書いてみる。

何故糖質制限を続けるのか?

ひとつ目は何と言っても、糖尿病の改善。
HbA1cが10%を越えたのがきっかけ。

それだけなら、薬を使っておしまいだったと思うが…。

薬の副作用で次々と身体に異変が起こるようになってた事がやはり大きいと思う。

アクトスでは浮腫等で、3年で20kg増えた。
初の3桁体重、更に人生最高体重を記録。

次に試したジャヌビアでは物凄い吐き気と物凄い食欲不振で、最初の3ヶ月くらいは地獄のような日々だった。
いつしか慣れたけれど、辞めた今、また飲みたいかと聞かれたら即答で嫌だと答えるだろう。

そして極め付きは、メトホルミン(メトグルコ)で、下痢に始まり、用量を増やしたら全身の痒み。
眠れない痒みを初体験。
結局、薬の副作用って事で処方停止&今後は処方禁止薬物に。

そんなこんなで、薬で治療をする事に限界を感じていた。

しかし、上がりきったHbA1cと、血糖値400mg/dl超えはは何とかしないと、合併症のフルコースが待っている。

それは何としても避けたい。
しかし薬は副作用が…。
更に他の治療でひどい目に遭って運動もままならない。
起きて、最低限の生活がやっと。

ネットで検索をしまくっていたら糖質制限という言葉を知る。

最初は胡散臭すぎてやる気にもならなかった。

そして薬の副作用で苦しんでいる中、某公共放送で糖質制限をテーマにした番組が放送された。
それが2012年8月30日。

全部見た。

…これに賭けるしかない?

番組を見終わった時にはそう思った。
同居の家族を説き伏せ、早速目の前の箱で検索の嵐。

一通り理解する頃には朝になっていた。

某医師の本を数冊、密林でポチったりもした。

そうして毎日実践しながら試行錯誤し、数日後に診察。

数字は全く変わりが無かったため、糖質制限を伏せたまま終わる。

次の診察で、尿酸値が酷いことに。
更にケトン体も出たり、急激な数値改善のスタート。

ここで病院スタッフにバレる。

何をしたのか…と。

糖質制限をした。
正直に話した。
そしたら「糖質制限はあかん」と口々に言われた。

心の中では「どんな手段でも数字を下げろと言ったのは、主治医2、あんたやろ?」と。

後々分かったことは、元主治医が日本糖尿病学会の重鎮であったこと。
それがネックで部下である主治医2やその上司、部下もそれに従わなければならないこと。

それにより、従来の治療しか選択肢が無いことが分かった。

しかしここで病院を変わるようでは、自分の病状から考えるととても無理だ。
他の開業医では手に負えない特定疾患もあるから。

なら選択肢はひとつ。

この病院に通いながら糖質制限をして、他の合併症を起こさずに成功させれば良いのだと。

そうすれば、他の同じような、インスリン抵抗性が主な原因の糖尿病患者には、いつか糖質制限を取り入れた治療が選択肢のひとつになるかもしれない。
その成功例の一番手として自分がなろう…

そんな大それた目標を掲げる。

今思うと、あの時の俺すげぇ…
なんて思うけど。

今もこの考えは変わらない。
実際問題、血糖値やHbA1cは正常、軽い網膜症(ごく初期)も消失、腎症も2期軽度の診断も下ったが、今年晴れてそれも消えた。

これが何を意味するか。

自分に合った治療法が見つかった…ということ。

確かに食事は面倒臭いし、大好きだったラーメンも辞めた。

でも、薬無しでここまで、更に運動もほぼ全く出来ない状態で、病歴15年以上経つのに、これだけの成果が出た。

従来の治療ではあり得ない効果。
これはひとえに、自分のインスリン分泌能力に感謝なんだが…。

だから、糖尿病患者でも、インスリン分泌能力が低いタイプの人や1型の人には慎重に、カーボカウントが理想だろう。

インスリン抵抗性タイプの人には是非、糖質制限を勧めたい。

ただし、自ら勉強をして知識を入れようと努力する人に限るが。
何でもかんでも人に聞いてるようじゃダメだ。
俺に良くても、その人に合うかどうかは、その人がその人の身体と真剣に取り組む必要があり、身体の変化を自分で読み取らなければならないから。

そして病院の検査結果を踏まえて、次にどうするべきかを考えられるまで、基本的な糖尿病に関する知識は必要である。

その意味でも、基本の糖尿病の勉強は必要であると思う。
それを踏まえて、糖質制限をどう取り入れれば良いのか。

糖尿病治療はテーラーメイドと言われている。
ひとりひとり、治療方法は様々。
同じ2型の糖尿病と言われていても、デブもいるし、痩せた人もいる。
それぞれの身体に合わせた治療法が何通りもある。

その治療法のひとつに、糖質制限を取り入れたら、合併症も薬の副作用も心配せずに治療が出来る人がいてもおかしくないはず。

それがもっと広まってくれる事を願わずにはいられない。
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